孫子
- 作者: 兵頭二十八
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: 新書
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孫子の兵法の解説本。
実は孫子に関わる本を読んだのは初めて。
当たり前だとされている内容も多いが十分勉強になった一冊。
戦うか否かの着眼点
①道:政治の行われ方(指導する側・される側が一心同体になれる政体である事)
②天:季節・天候等
③地:その土地
④将:部隊の指揮をとる人物
⑤法:部隊の取り締まる法律
良い将軍は次の一手をはっきりと頭にイメージさせている
諸葛孔明:非常に優れた人物でありながら将軍にはならなかった。一人ではなく集団が歴史を決めていく中で一度の戦いで立場が変わりやすい将軍よりも戦い毎でその立場を左右されない役職にいて後世により多くの知見を残そうと考えたから。
・・・そんな生き方もあるんだなあと考えされられました。
全滅か勝利かをかけた戦の前に将軍は演説をしろ。人が感激・感動して涙するような話をするのが良い。
ピンチを共有した部下は将軍に近しい感情を抱く。
いつの時代も戦いは存在するし、戦うからには勝たなければならないと考えています。
精一杯頑張っただけでは人生は面白くないと思っている。
やるからには勝つ。そして己に克つ。
そんな生き方をしていきたい。
家にかえって癒されたいと感じている人にお勧めの一冊。
男は外で戦え!!