起業の教科書

アメリカの高校生が読んでいる起業の教科書

アメリカの高校生が読んでいる起業の教科書

資産運用の教科書・経済の教科書に続く三冊目。
非常にわかりやすく経済社会の仕組みが書いてある。
経済に精通している人ほど、逆に初心に返れるのでこのような本の方が良いのではないのだろうか?

人・もの・かね・情報の流れを整理し、基礎から学ぶには良い一冊。

だがこれを読んだからといって起業が成功するとは思わなかった。起業を実際にしていくためにはもっとディープは情報が必要になるだろう。

学生さんにお勧めの一冊。
就職を考える際には自分でビジネスを起こすという選択肢もぜひ考えてほしい。

宵山万華鏡

宵山万華鏡

宵山万華鏡

かなり久々に友人に進められて読んだフィクション。
実は作者は大学の先輩にあたる。
ずっと京都に住んでらっしゃるらしい。

創造力をかきたてられた非常に面白い作品。
特に人を騙すという行為はいくつになっても面白いと思い出させてくれた。
まじめに生きるだけがすばらしい事ではない。同じだけ遊び、笑ったものが幸せなのだ。
そんな風に思わせてくれた一冊。

「烏丸蛸薬師」と聞いて情景が浮かぶ人に推すめの一冊。

外資系コンサルの真実

外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン

外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン

北村慶先生の一冊。
実は私はこの北村慶先生の本は非常に好きだ。
論理性に裏づけされた先を読む力が非常に優れているように思う。

最近は先に見える景色や成果が数字としてはっきりだせる技術ではなく、数字として未来ははっきり見えないけれどもそれを予測していく経済に非常に興味を持っている。そんな中で重宝したい人の本である。

外資系のコンサルについては諸説様々であるが、この本はその良い部分に特化しているのではないかと思う。

確かにコンサルという職業を考えれば多種多様な様々な世界で提案ができるし、影響を与えられると思う。そしてそれはとてもエキサイティングな仕事であるとも思う。いつか行きたい業界である事は間違いない。

が、反面コンサルはあくまでコンサルであって、プレーヤーではないのだ。コンサルが如何に良い提案をしようとも人材やお金を投入して身を削り経済を動かしていくのはプレーヤーなのだ。その事だけは忘れてはいけない。

今後のコンサルは提案だけで終わらずに如何にしてプレーヤーと一緒になって身を削れるかがポイントになると思う。
そういった意味では社内ベンチャーで社内コンサル制度が上手く活用できえば面白いのになあ。

コンサルって・・・・とりあえず胡散臭いと思っている人にお勧めの一冊。

孫子

[新訳]孫子―ポスト冷戦時代を勝ち抜く13篇の古典兵法

[新訳]孫子―ポスト冷戦時代を勝ち抜く13篇の古典兵法

孫子の兵法の解説本。
実は孫子に関わる本を読んだのは初めて。

当たり前だとされている内容も多いが十分勉強になった一冊。

戦うか否かの着眼点
①道:政治の行われ方(指導する側・される側が一心同体になれる政体である事)
②天:季節・天候等
③地:その土地
④将:部隊の指揮をとる人物
⑤法:部隊の取り締まる法律

良い将軍は次の一手をはっきりと頭にイメージさせている

諸葛孔明:非常に優れた人物でありながら将軍にはならなかった。一人ではなく集団が歴史を決めていく中で一度の戦いで立場が変わりやすい将軍よりも戦い毎でその立場を左右されない役職にいて後世により多くの知見を残そうと考えたから。

・・・そんな生き方もあるんだなあと考えされられました。


全滅か勝利かをかけた戦の前に将軍は演説をしろ。人が感激・感動して涙するような話をするのが良い。

ピンチを共有した部下は将軍に近しい感情を抱く。


いつの時代も戦いは存在するし、戦うからには勝たなければならないと考えています。
精一杯頑張っただけでは人生は面白くないと思っている。
やるからには勝つ。そして己に克つ。
そんな生き方をしていきたい。

家にかえって癒されたいと感じている人にお勧めの一冊。
男は外で戦え!!

もっと「モテる」男になる方法

友人にもらった一冊。
なんだかなあ。という感じだった。読み物としては面白い。
内容も痛烈だし、歯に衣を着せぬ物言いは好きだ。
だが非常に主観が入りすぎていて「本当か??」と思わされた。

男は勃起のために生きているんだとか。
うーーん・・・。

女性についての発言では面白いと感じた部分もあった。
浮気に怒るのではなく、浮気する気がなくなる程、自らを高めろ。
感性と知性を持っている女性は良い女である。
確かにそれはそれで当たっていると思う。

男は強くあれ!!

草食系とか言われる男性にお勧めの一冊。

学問のすすめ

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

とにかく読めば良いと感じた。
「天は人の上の人を作らず・・・」で始まるあまりにも有名な一冊。
正直これまで読んだ事はなかったが、福澤先生は本当にすごい。
明治という世界でもごく稀に成功した改革時代の中にあって、これだけの事を書ける・言える事は本当にすごい。

思わず、慶應大学出身ではない私が福澤先生と呼んでしまうくらいだ。

お堅い内容かと思いきや、その内容は非常に痛快である。

何を良しとし、何をだめとしているのかがクリアでオープンな人柄だった事を予想させられた。

「衣食住を揃えて、家族のために働いているのは蟻と同じだ」

まさにそうだと思った。今の時代には古臭い感じになってしまっているが志は生きていく上で非常に大切な事であり、まさに生きる意味である。

明治同様になるかはわからないが、日本にとってこれからの5〜10年は変動と改革の時期なると思っている。乗り遅れないようにしたいというよりは、新しい形を作っていく一人でありたいと強く願う。

そのために今、目の前にある事に全力を出して生きていく。

とりあえず、誰でも良いから読んでほしい一冊。

NoPlayNoMusic

5/30に自身でも初の試みイベントNoPlayNomusicを行う。
大切な学生時代の友人になんとか音楽をしてほしいと思い、企画したイベント。
大成功といってよい感じで終わった。
次回が期待されているのでまた頑張っていこうと思った。

正直な感想
「人は震える程、感動する事ができる」

色々な所で目にする言葉がだ自分で体感したのは初めてだった。本当に良い経験をさせてもらった。

http://noplaynomusic.jugem.jp/